空調設備の役割について
空調設備には様々な役割と機能がありますのでご紹介いたします。
換気
空気を定期的に入替えないと空気中の二酸化炭素の濃度が高くなり、体調に支障が出る恐れがあります。特にビルでは一般住宅より気密性高いので、空調システムを使って換気を行わないと、室内や店内の空気が淀みますので大変危険です。換気は空調の大切な役割となっております。
空気の清浄
日常の生活の中でホコリや粉塵(ふんじん)をはじめとする多くの汚れが様々な場所に付着しています。
実際に目には見えなくても、空気中には体から離れた汚れが存在します。
空気が循環している場所の場合には、汚れも時間の経過とともに浮遊します。
しかし、ビル内で空調が作動してい場合や、換気されていないと場所では時間がたつほど空気が汚れます。
空調設備の内部が汚れていると逆に室内の空気を汚してしまう恐れがありますので、空調設備内も定期的な清掃・点検が必要となります。
消臭・脱臭効果
空調設備は汚れだけでなく、消臭・脱臭効果も期待できます。
空気中には様々な『ニオイ』の元が漂っており、テナントにレストランが入っている場所では『ニオイ』が気になることがあります。季節によっては私たちの体から発せられる『ニオイ』も強くなります。様々な悪臭を抑えることで、より快適な空間を作ることができます。
冷房・暖房
大型のビル内においては法律『ビル管理法(ビル衛生管理法)』によって温度と湿度が決められています。商業施設等のビルは中央で冷暖房を管理しているのが主流です。
オフィスビルなど始業時間と終業時間がまちまちな場合は、各フロアや部屋ごとにコントロールパネルやリモコンが設置されており、電源や温度の調整をより細かく設定できる場合があります。
詳しくは 「2 空調設備の種類」をご覧ください。>